ウェルビーンコーヒー物語
コーヒー+大豆のアイデア
ウェルビーンコーヒーはアメリカに住む栄養士クラウディア・デル・ベッキオ氏によって発案されました。当時彼女の母親が乳がんで他界し、その母がコーヒー好きだったことから、少しでもカラダにやさしいコーヒーができないものかと考えた末に大豆との融合のアイデアを思いつきました。
大豆にはイソフラボンを始めとしてサポニンやアミノ酸、ビタミン群、リノール酸や食物繊維、たんぱく質、カリウム、レシチン、他、など非常に多くの有用成分が含まれます。ウェルビーンコーヒーによってこれら大豆の栄養素を直接的に摂取することは難しいと思いますが、少しでもカラダに良いものを選び摂ることは可能です。
ウェルビーンコーヒーを試した方の感想で「普通のコーヒーでありがちな飲んだ後のおなかの不快感がほとんど無い」とのコメントをよく頂戴しますが、これは大豆に含まれる有用成分の働きがコーヒーの不快と感じる成分を抑制し、より良く作用しているものと考えられます。
自分のカラダを思いやることは自分でしかできませんので、どうか自分をやさしく労ってあげてください。
ウェルビーンコーヒーの信条とこだわり
ウェルビーンコーヒーは「カラダにやさしい」ことを第一の条件としていますが、それ以外にも大切なこだわりを持っています。それはオーガニックやフェアトレードといった認証システムを利用することによって、環境への配慮や社会貢献など、少しでも地球にやさしい活動を実践することです。
かといって、全てをオーガニックやフェアトレードでパーフェクトに行わなければならない、というのではなく、あくまで自分たちが出来ることから始めます。
日本発 オリジナルのウェルビーンコーヒー
初期のウェルビーンコーヒーは、原材料として通常のコロンビア産コーヒー豆と大豆を使用し、アメリカで生産していたのですが正直なところ私たち日本人には・・・?のような味でした。元々、「少しでもカラダにやさしいコーヒー」というコンセプト(考え方)が最優先でしたので製品の風味は後まわしになっていたのです。
しかし、私たち日本人は大豆の食文化では世界一であると自負します。味噌、しょう油、豆腐、納豆、きな粉など、古来より大豆とは切っても切れない縁があり、その大豆を使った食品が不味いのは耐えられません。
そこで日本発オリジナルの美味しいウェルビーンコーヒーを作ることになり、原料の選定から焙煎、製品化まで全てを一貫して当社で賄うようになりました。とはいうものの、美味しい大豆は簡単に手に入りますが大豆の風味にぴったり合うコーヒー豆はそう簡単に見つけられません。
世界各国あらゆる産地のコーヒー豆を仕入れ幾度となくテストを繰り返しましたが、ある時はコーヒー感が強過ぎたり、またある時は大豆の風味だけでコーヒー感が無い、のようになかなかピッタリ合いません。
ルワンダコーヒーとの出会い
そんな折、とある奇跡的なご縁からルワンダのコーヒー豆と出会いました。
ルワンダ支援を兼ねてコーヒー豆を扱ってみませんか?というオファーに早速サンプルを輸入してテスト用焙煎機ローストした結果・・・!!今まで試したどのコーヒーよりもピッタリではありませんか!
程好い酸味とコク、大豆とコーヒーの風味がどちらもバランスよく引き立ち、しっかりしたコーヒーの香りの中に甘い大豆の香り・・・想像していた味に限りなく近い理想のウェルビーンコーヒーが遂に完成しました・・・はず??
ローストとの格闘の日々
ようやく世界に誇れる日本発の完全オリジナル・ウェルビーンコーヒーが完成!と喜んだのもつかの間、ルワンダからやってきたサンプル豆のロースト(焙煎)はテスト用の小さな焙煎機で行ったのですが、ここに大きな落とし穴が!
というのもテスト用焙煎機はあくまでサンプルを焼くためのもので、実際に商品として供給を行うには中型の焙煎機でローストしなければなりません。もちろん当社には中型焙煎機を設置してますがこれがクセ者で、テスト用焙煎機とはが全く異なる構造をしているのです。
コーヒー焙煎はその道の専門家が存在するほど職人的技術を要するのですが、焙煎とはそれほどデリケートな存在で、機械的構造が違うと焼き上がり具合が全く異なってくるのです。
ルワンダコーヒーの場合も例外ではなく、テスト焙煎で成功した味とは程遠い焼き上がりでした。ここから焙煎との格闘の日々が始まり、その後も幾度となく焙煎したのですがテスト焙煎で成功したあの素晴らしい味になりません。機械的な問題だと諦めかけたことも何度もありましたがそれでも日夜、試行錯誤を繰り返し、半年以上かかってようやく納得のいく焙煎にたどりつきました。
ここに本当の世界に誇れる日本発ウェルビーンコーヒーが完成したのです。
ウェルビーンコーヒーの使命
「使命」というと何やら大層なことを思い浮かべますが、上記の信条にもある通り、ウェルビーンコーヒーを飲むことによって、ホっとする時間やしあわせを感じるひと時を演出し、みなさんが少しでも自分や地球にやさしくなれるためのお手伝いができればそれが使命と考えます。
この部分は私たちのエンジェルビーン・プロジェクトと同調しますが、ウェルビーンコーヒーは単なる商材では無く、これを通じてなにかしら人々のお役に立てる、また少しでも人々や地球がハッピーであったり、少しでもしあわせを感じられるためのツール(道具)でありたいと願っています。
そしてこれらのツールを使うことによって世界の「しあわせレベル」が一つでも上れば私たちのミッションは完了します。
A cupful of healing and happiness !!
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